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企業情報

会社名 田川産業株式会社
代表者名 行平 信義
所在地 〒8260041 
福岡県田川市大字弓削田1924
URL http://www.shirokabe.co.jp
メールアドレス info@shirokabe.co.jp

登壇内容

タイトル 無機廃棄物の新省エネリサイクル技術と製品の販売
登壇日 2007.04.19
事業区分 環境・リサイクル・産業廃棄物処理
目的 販路拡大
キャッチフレーズ 石炭灰、下水汚泥焼却灰を高級タイルに!!
事業概要 当社は2003年に日本の伝統的塗り壁材である漆喰を、独自の真空高圧成形技術と炭酸化固化技術により、漆喰セラミック(商品名「ライミックス」)という新たな素材として開発して販売してきた。
 今回は、そのライミックスをリサイクル製品とした「ライミックスプラス」(石炭灰を60%配合)及び、「ライミックスS」(下水汚泥焼却灰を60%配合)を紹介する。
それまで高価で粗悪な代替品というイメージがあったリサイクル商品の負のイメージを払拭した高級感のある新化粧建材として発売され、このうち「ライミックスプラス」は2004年度グッドデザイン賞「エコロジーデザイン賞」を受賞している。
新規性 漆喰は過去数千年に亘って防火性や調湿・吸着性能により、世界中で建築仕上げ材としての発達をしてきたが、その用途は、左官の高度な技術を必要とする壁材としての使用に限られていた。そこで当社では、今回技術により成型品(タイル等)を開発。初めて床材としての使用を可能とし、膨大な市場への展望を見出した。
 
 また、様々な機能性素材を熱の影響を受けることなく複合出来るため応用範囲は広い。例えば、光触媒との複合による屋内用・車内用の消臭製品など新たな機能性材料の開発や(ライミックスルミエ:販売中)、消石灰のバインダーとしての容量の大きさを利用したリサイクル製品の開発(石炭灰(ライミックスプラス:販売中)、下水汚泥焼却灰(ライミックスS:開発中))が可能。
さらに、この成形技術が不焼成により達成されていることで、省エネルギーによるCO2の発生抑制という世界的な課題に応える、未来型の技術としての可能性が開けている。