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企業情報

会社名 島原産業株式会社
代表者名 元山 豊昭
所在地 〒8591403 
長崎県南高来郡有明町湯江丙1960−1
URL http://www.wht.mmtr.or.jp/~carbon-p/
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登壇内容

タイトル 木質系バイオマスの炭化及び発電事業
登壇日 2003.11.20
事業区分 環境・リサイクル・産業廃棄物処理
目的 販路拡大 / 業務提携
キャッチフレーズ 木質系バイオマスの炭化、発電事業
事業概要 自社技術である炭化及び緑化基盤材製造を中核として、下記のプロセスを導入し、製品の多様化・高付加価値化による事業性向上を図る。
  ○建設廃材等中間処理業
  ○炭と木チップの堆肥化による緑化基盤材の製造
  ○活性炭製造装置(水蒸気賦活)
  ○熱分解・改質ガスを利用した発電
 炭化に不適な8mm以下の木材チップはバーク堆肥化するなど、複数処理プロセスの組み合わせにより高いリサイクル  率、エネルギー利用効率を達成可能。建設系廃材中に含まれる異物以外はほぼ100%リサイクル(エネルギー利用を含む)される。
 炭化炉で生成する炭の一部を燃料として熱・水蒸気を発生させ、熱分解ガスの改質や活性炭製造に利用する、熱分解・改質ガス(900kcal/N?)を燃料としてディーゼルエンジンで発電を行う等、化石燃料を一切使用せず、CO2削減に寄与する。
新規性 緑化基盤材(炭パワーソイル)は、本事業で製造する炭(αカーボン)に、牛糞堆肥、バーク堆肥等、県内で発生する廃棄物由来の原料を添加・成分調節したものです。従来、緑化基盤材として多用されてきたバーク堆肥と比べ、以下のような点で優れています。
  ○保水性に優れ、日照りに強い〈炭100gで水400g以上を吸収〉
  ○養分保持力が高いため、土壌改良に効果的である(ヨウ素吸着量 460mg/g)
  ○多孔性であることから保肥性に優れ、土中バクテリアの繁殖を促す
  ○土壌の透水性・通気性を維持し、植物の根張りを助ける
  ○炭化時に約1/3に減容されるため、より多くの廃木材を有効利用できる
活性炭は、比表面積800㎡/g以上を有し、安価な活性炭を提供する。