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企業情報

会社名 宮一商事株式会社
代表者名 後藤 富士男
所在地 〒8800877 
宮崎県宮崎市宮脇町72‐3
URL
メールアドレス info@goto-shoujisya.co.jp

登壇内容

タイトル 微生物による畜糞分解・消滅処理機販売事業
登壇日 2002.04.17
事業区分 環境・リサイクル・産業廃棄物処理
目的 資金調達
キャッチフレーズ 世界初!減量ではない「消滅」という形の畜糞処理
事業概要 毎日排出される畜糞は、以前は堆肥として重宝がられていたが、近年、需要と供給のバランスは崩れ、特に北海道・東北・南九州では飽和状態になっている。また、野積みされている余った糞は地下浸透し、水質悪化の公害物質を作り出す大きな一因となっている。そのような中、国は地域の環境保全を考え、平成11年11月1日に「家畜排泄物法」(略称)を施行した。この法で、畜糞の野積み、素掘りの禁止など畜産農家に家畜糞尿の適正な管理が義務付けられ、何らかの処理施設整備及び対策を講じねばならない。今回の事業は、従来の減量・堆肥化ではなく、微生物を活用し廃棄畜糞を限りなくゼロに近づける「畜糞分解・消滅処理機」の開発及び販売事業を目的とする.
新規性 当事業の技術は、微生物を利用し畜糞を水と空気に分解・消滅させる。当技術で使用している複合培養分解菌は日常我々が接している土中・空気中に普遍的に存在しており、生きた細胞には何も反応しない安全な菌ばかりである。処理槽の中には分解菌と菌の活動環境を整えるためのろ材(杉チップ、おがくず、コーヒーカス、燻炭等)が入っており、その中へ畜糞を投入する。これらを撹拌し、電気制御で各分解の菌に合った温度、水分を調整し活動を促す。
既存畜糞処理方法は、焼却・乾燥及び発酵による減量化がほとんどで、減量にいたるまで通常2〜3ヵ月を要し、毎日排出される糞を処理するには複数の設備と時間、コストがかかる。その点、当時業処理機は、処理後の堆肥排出・運搬作業等の2次処理や営業、販売の労力や経済的負担を削減でき、堆肥の過飽和状態を解消できる。畜産農家にとっては経費削減等の経済メリットが、また、地球環境にとっても公害要因となる汚染物質の排出が抑制される。