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FVM大賞2023受賞企業が決定しました

2023.05.08 協議会からのお知らせ

フクオカベンチャーマーケット大賞2023

福岡県ベンチャービジネス支援協議会では、優れたビジネスプランと経営手腕により、顕著な事業実績をあげた企業や今後の成長が期待できる企業に対し、受賞企業のビジネス展開をさらに支援することを目的に、2008年に「フクオカベンチャーマーケット(FVM)大賞」を創設し、表彰を行っております。
FVM大賞2023では4社が受賞。いずれも、独自の新製品や新サービスを展開しており、今後、更なる飛躍が期待されます。

※2023年7月、福岡県ベンチャービジネス支援協議会総会にて表彰式を開催する予定です。

<大 賞>
優れたビジネスプランと経営手腕により、顕著な事業実績をあげ、その成果が登壇企業の範となるもの

<優秀賞>
大賞に準ずるもの

<特別賞>
過去1年間にプレゼンテーションをした企業のうち、優れたビジネスプランであり、今後の成長が期待できるもの

株式会社EVモーターズ・ジャパン
代表取締役社長 佐藤 裕之 氏
1956年、大分県生まれ。2009年、ソフトエナジーコントロールズを設立。
リチウムイオン電池の充放電装置でトップシェアメーカーとなる。11年3月、ソフトエナジーコントロールズの福島工場が被災。被災をきっかけに12年からEVバスの開発・実証に乗り出す。19年4月、EV モーターズ・ジャパンを設立。21年7月、量産仕様のEVコミュニティバスをリリース。
23年、国内初となる商用EV専用最終組み立て工場を建設中。
「自社開発技術を搭載した商用EV車両の拡販」
独自技術『アクティブ・インバータ』を搭載した超低電費なEVバスを開発。
これにより極力ピークが発生しないスムーズな出力制御を実現し、バッテリー劣化防止(=バッテリー長寿命化)と電力消費の大幅低減(=航続距離の延長)を実現しています。
さらに、ソーラーパネル・リユースバッテリー・充電設備など、エネルギーマネジメントをワンストップで提供しています。

ザ・ハーモニー株式会社
代表取締役CEO 高橋 和也 氏
福岡県田川市出身。介護福祉士・認知症ケア専門士。
バンタンデザイン研究所 ファッション学部メンズデザイン学科を卒業後、東京とイタリアでファッションデザイナーを経験。
帰国後、両親の老化に直面し”介護にかかわる全ての人をハッピーに”をビジョンとして、2012年4月ザ・ハーモニー株式会社を福岡県飯塚市に設立。
「認知症コミュニケーションロボットと認知症介護施設の展開」
認知症高齢者に特化した自宅から施設に通うデイサービス・施設に宿泊する泊まりのサービス・施設に住む老人ホームをワンストップで提供する認知症介護施設を運営・展開しています。
また、そこで得たノウハウを活用し、会話・歌・クイズなどによって認知症高齢者の生活の質の向上と介護者の心身の負担軽減を図る、AIを活用した認知症コミュニケーションロボットを開発・販売しています。


株式会社トルビズオン
代表取締役 増本 衛 氏
西南学院大学法学部、九州大学MBA卒。大卒後、日本テレコム(現ソフトバンク)に営業職として入社。2014年にトルビズオンを起業し、ドローン事業を立ち上げた。その後、ドローンの社会受容性を高めるための上空シェアリング「sora:share」のモデルを考案し、ビジネスモデル特許を取得。同事業モデルの紹介で、テレビ東京「ガイアの夜明け」やTBS「がっちりマンデー」などメディアに多数出演。
「上空シェアリングサービス[sora:share(ソラシェア)]」
ドローン空路をデザインするにあたり地域との合意形成を自動化する、上空シェアリングサービス「ソラシェア」を展開。
ソラシェアはインセンティブ付与を通じて、地域住民の納得を得た上でのドローン飛行を実現する空のインフラ事業です。


株式会社Kiwi
代表取締役 大石 杏衣 氏
臨床工学技士として約15年の臨床経験を有する。その中で、中小規模病院の医療機器管理と教育に課題を感じ、2019年からフリーランスの臨床工学士として活動。2021年に株式会社Kiwiを設立し、医療機器の教育サービス「キキサポ」の開発を開始。その他、医療機器に関するセミナーの企画・運営・講演や、医療機器及び医療に関するコミュニティも主催。医療機器に関わるすべてのひとに安全と安心を届けるため奮闘中。
「医療機器のわからないを解決する「キキサポ」 」
医療の世界では医療機器がなければ治療も診断もできません。しかし、医療機器の使い方やトラブルの対処法を気軽に聞ける体制が整っていない医療機関がほとんどで、医療機器に苦手意識を持つ医療従事者も多く、医療ミスや事故に繋がっています。「キキサポ」は医療機器の使い方を動画等でわかりやすく伝えるWebサービスです。現在開発中ですが、国内だけでなく、世界へと医療機器教育の新しい形を発信します。