ニュース・イベント

FVM大賞2021受賞企業が決定しました

2021.04.16 協議会からのお知らせ

フクオカベンチャーマーケット大賞2021

福岡県ベンチャービジネス支援協議会では、優れたビジネスプランと経営手腕により、顕著な事業実績をあげた企業や今後の成長が期待できる企業に対し、受賞企業のビジネス展開をさらに支援することを目的に、2008年に「フクオカベンチャーマーケット(FVM)大賞」を創設し、表彰を行っております。
FVM大賞2021では4社が受賞。いずれも、独自の新製品や新サービスを展開しており、今後、更なる飛躍が期待されます。

※2021年5月26日(水)開催の福岡県ベンチャービジネス支援協議会総会にて表彰式を行います。

<大 賞>
優れたビジネスプランと経営手腕により、顕著な事業実績をあげ、その成果が登壇企業の範となるもの

<優秀賞>
大賞に準ずるもの

<特別賞>
過去1年間にプレゼンテーションをした企業のうち、優れたビジネスプランであり、今後の成長が期待できるもの


LiLz株式会社
代表取締役社長 大西 敬吾 氏
愛媛県出身。
広島大学大学院修了後、広島のITベンチャーにて、エンジニアとして工場やデジタル家電向けのGUI開発環境の立ち上げに貢献。
9年前に沖縄移住し、クラウド業界でプロダクトマネージャーとして活動後、2017年にIoT/AI特化のLiLz株式会社を創業。
「目視巡回点検をリモート化するIoT/AIサービス『リルズゲージ』」
目視巡回点検をリモート化するIoT/AIサービス「LiLz Gauge」は、1日3回撮影で3年間持続する低消費電力IoTカメラとクラウドサービスにてアナログ計器をデジタル化、ビル・発電所・プラント・下水処理場などあらゆる現場の日常点検の省力化・省人化に貢献します。
IoTカメラで定時定点撮影した画像から機械学習や画像解析にてアナログ計器の値を推定し、タブレットやパソコン上で点検しながら”徐々に精度が向上していくユーザーに負担の少ないシステムが特長です。


株式会社あんしんサポート
代表取締役 古賀 功一 氏
1982年生まれ。福岡市出身。福岡大学卒業。
地域の孤独死をきっかけに気軽にいつでも相談できる窓口の重要性を感じ、コールセンター立ち上げに参画。
2017年に株式会社あんしんサポートを設立し、代表取締役へ就任。
同年には、訪問看護ステーションやケアプランセンターの介護事業を目的としてメディカル・ケアライフ株式会社を設立。
「コンタクトセンターを中心とした見守りプラットフォームの構築」
当社は、2017年の設立以来、介護や看護の資格を持ったオペレーターによるコンタクトセンターを運営し、自治体、不動産、企業・家族、医療機関などと連携(BtoBtoC)した高齢者向け見守りサービス事業及び、医療機関や介護施設等に向けた受電代行(BPO)事業を展開しており、今後は、利用顧客データのビッグデータ解析・AI分析等を可能にし、よりきめの細かいカスタマイズ性とサービス満足度の向上を目指してまいります。


株式会社ベンナーズ
代表取締役社長 井口 剛志 氏
1995年生まれ。
長崎生まれ福岡育ち。
高校一年時に高校を中退しアメリカメイン州のボーディングスクールに編入。
ボストン大学経営学部卒業。
学卒後、2018年に株式会社ベンナーズ創業。同社代表取締役就任。
「毎月届くお魚サブスク『Fishlle!(フィシュル)』」
製品、サービスの趣旨;味には全く関係のない理由で規格外とされてしまう魚は総じて未利用魚と呼ばれ、漁法によっては総水揚げ量の2割~3割が未利用魚として分類されると言われている。
この未利用魚を活用して、誰でも簡単にお魚料理を楽しめるミールパックを製造しサブスクで販売する事で漁師の収入の底上げならびに海の資源保護、魚食の普及を図る事を目指す。


株式会社スディックスバイオテック
代表取締役 隅田 泰生 氏
鹿児島大学学術研究院理工学域工学系 教授。
(大学院理工学研究科、工学専攻、化学生命工学プログラム)
剣道教士7段。
2006年 株式会社スディックスバイオテック 創業
「『30分』でわかるウイルスPCR検査」
当社のウイルス検査システムは、ウイルスPCR検査をする上で必須な、前処理を約3分(一般的な手法では1時間以上)で行うことが可能かつ、複雑な操作がいらず、非常に簡単に実施ができる。
さらに、RT-PCR反応も当社にて開発中のものは最短で約30分(一般的な機器は1時間以上)で終わる。
いままで、専門の技師や複雑な機器が多く必要であったが、当社システムでは、「誰でも」「すぐに」ウイルスPCR検査を「唾液検体」で実施することができる。